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鍼灸治療がアレルギー性鼻炎に効果的 計3,433人の研究データより〜ツボ付きで解説〜

Posted by 鍼灸ニュース on Nov 27, 2020 7:00:00 AM

厚生労働省が行なった調査によるとアレルギー性鼻炎の患者数は年々増加傾向にあり、喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーを含めると国民の2人に1人は何かしらのアレルギーを有しているとされており急速に増加していることが懸念されております。

 

一般的にアレルギー性鼻炎とは私たちの体に花粉やハウスダストのようなアレルゲンが侵入し、それらを体から排除しようと抗体が反応することにより、鼻づまりや、くしゃみの症状を誘発するとされています。

 

一般的には服薬や、アレルゲン免疫療法、レーザー治療を行ったりする他、原因となるアレルゲンを体内に取り込まないよう、日常生活で室内の掃除をこまめに行なったり、マスクやゴーグルをつけるなどの対策がとられます。

 

今回はメタアナリシスを用いアレルギー性鼻炎に対して、鍼灸治療が効果的であるとのレポートが発表されましたのでご紹介したいと思います。

 

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鍼灸はアレルギー性鼻炎の症状緩和に効果的な治療法です。

3,433人のアレルギー性鼻炎患者を対象とした39件の研究のメタアナリシスにより、鍼治療により鼻の症状と鼻結膜炎のスコアが改善されました。研究者は、すべてのタイプの鍼治療法がプラセボ治療群よりも著しく優れていると判断しました。

統合医療はアレルギー性鼻炎の治療に対し、優れた結果を発揮しました。

鍼治療と従来の薬の組み合わせは、9回の鍼治療で全体的な症状の軽減とQOL(Quality Of Life)スコアを大幅に改善しました。統合医療は、従来の投薬療法のみよりも効果的でした。

 

アレルギー性鼻炎(花粉症)は、抗体を介した炎症を引き起こす鼻粘膜の炎症性疾患です。米国では毎年約4,000万〜6,000万人がアレルギー性鼻炎に苦しんでいます。

症状には、鼻漏(薄くて透明な鼻汁)、くしゃみ、鼻のかゆみ、鼻づまりなどがあります。

その他にも集中力の低下、過敏性、睡眠障害、および倦怠感を引き起こす可能性があります。またアレルギー性鼻炎の患者は、喘息を発症するリスクが高くなります。

 

研究者たちは、「鍼治療は投薬治療に劣らない」と結論付けています。

彼らは従来の薬が効かないケースや、薬の副作用が強い患者に対し鍼治療を推奨されると結論付けています。

 

データはQOLスコアと血清アレルゲンIgEの評価に基づいていました。

調査された論文の39件のランダム化比較試験のうち、37件が中国語、2件が英語でした。合計患者数は3,433人でした。

すべての研究で一般的に使用された主な鍼治療のポイントは次のとおりです。

 

迎香(LI20)

上迎香(EX-HN8)

肺兪(BL13)

大椎(DU14)

合谷(LI4)

 

アメリカ耳鼻科学会(American Academy of Otolaryngology)のガイドラインによると

「非投薬治療に関心のあるアレルギー性鼻炎の患者に対して、Drは鍼治療を提供するか、鍼治療を提供できるDrを紹介する場合があります。」

と述べています。

またUniversity of California, Los Angeles(カリフォルニア州)、Morehouse School of Medicine(ジョージア州)、およびHenry Ford Health System(ミシガン州)の研究者も同様の意見を述べています。

花粉症およびアレルギー性鼻炎の両方の治療における鍼治療において、小規模な研究でも、抗ヒスタミン薬と比較した場合、鍼治療の利点がいくつか示されています。

 

関連する研究では、北京大学漢方医学付属病院の研究者が30件の臨床試験のメタアナリシスを実施しました。(計2,602人のアレルギー性鼻炎患者が対象)

研究者らは、「鍼灸単独で治療する、もしくは灸、漢方薬、西洋医学などの他の治療法と組み合わせて治療​​すると、アレルギー性鼻炎の患者に短期的および長期的な効果をもたらすことが証明された。」と結論付けています。

メタアナリシスの複数の研究で使用された一般的な鍼治療のポイントは次のとおりです。

 

迎香(LI20)

上迎香(EX-HN8)

合谷(LI4)

足三里(ST36)

 

引用元

https://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/2063-acupuncture-allergy-relief-confirmed

 

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花粉症を含むアレルギー性鼻炎は鼻水や鼻づまりを主症状とし、慢性化してくるにつれて、寝不足や集中力の低下や倦怠感など日常生活に影響を及ぼすことが大きいとされている疾患です。

 

何とかして症状を抑えるために、薬を飲んだりするなどしてうまくコントロールをしている人も多いですが、薬の副作用によって眠くなったり、口が渇くことから服薬をなるべく避けている人も多くいます。

 

今回のケースのようにアレルギー性鼻炎に対して、服薬と並行して鍼治療を受けることにより患者さんの生活の質が改善されることが知れ渡ることによって、

鍼治療がアレルギー性鼻炎で苦しむ人への手助けになることを願っています。

 

りょうたくん

written by 村中僚太(鍼灸師・ケアマネージャー)
 国立大学法人筑波技術大学卒後、臨床研修卒。「医道の日本」、全日本鍼灸学会誌等へ論文を掲載。英国SPA会社Steinerにて豪華客船鍼灸師として勤務、優秀なクルーに送られる「Moment that matter]受賞。5年で約4,000人の治療を担当。 訪れた国は50以上、200都市を超える。 現在はジョージアにて「日本鍼灸を海外へ」をテーマに鍼灸院を開業。

Topics: 鍼灸, 治療, アレルギー性鼻炎

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